千恵の眼

自分の人生の中で勇気づけられた言葉や日々の思いなどを綴っていきたい。

病と向き合うあなたに3。希望と光を

今日は、「気」や「気功」のことについて、少し書いてみたいと思います。私が読んだ本のうち、目についた本の一部を書棚から持ってきました。
・運を呼び込む「気」のパワー 早島正雄 日本文芸社
・気の呼吸法 藤平光一 幻冬舎文庫 
・「気」の威力 藤平光一 講談社α文庫
・気の力 生江 有二 小学館
・病気が治る「気功入門」中健次郎 マキノ出版
・気功の学校 天野泰司 ちくま新書
・気功の科学 日本医科大学教授 品川嘉 光文社
・気の大研究 西野流呼吸法 小学館ビデオ

 このなかで、「気」とはなにか。「気功」とは何かを分かり易く書いてある部分を抜き書きしてみます。 

私が考えていた「気」とは

 私は、「気」とは人間がご先祖様から代々受け継いできたエネルギー(力)ではないかと思っています。人間、本来、誰しもがそのエネルギー(力)を授かり、そのエネルギー(力)を発揮できるのではないかと考えます。

 そのエネルギー(力)は、文明が発展し、生活の利便性がより高まり、その利便性を求めすぎることにより、そのエネルギー(力)は、徐々に発揮できなくなってきているのではないでしょうか。

 そのエネルギー(力)が十分に発揮されることにより、健康を維持していく自然治癒力は高まり、人の心の安定も得られるのではないでしょうか。

気功の学校 天野泰司 ちくま新書から
「気功は、悠久の大地、中国で生まれ、医療面で大きく発展してきました。仏教や禅、伝統医学など、気功の源流は実にジャンルが広く、奥深い。その深い井戸の底はつながっていて、どこから汲んでも同じ清らかな水。老若男女すべての人を潤す、共通の源である「自然」という水です。」

「気功は、やさしい健康習慣。なるべく自然な方法で、なるべく簡単な方法で、体をゆるめ、心をほどき、私たちの中に眠っている自然の働きを、心地よく目覚めさせていきます。」

「自然の流れに沿って行くと、体は健やか、心はやすらか。毎日が楽しく満ち足りていきます。気功とは、体の自然の働きに耳を傾け、自分に必要な答えを引き出すものです。自然はいつも「私」の中にあります。」

「今、生きているという奇跡。それが自然のなせる技です。今、生きているというこの事実。そして、生命が誕生してから38億年もの間、一度も途切れることなく続いてきて、今私が生きているということ。連綿として続いている、生命を生み出し、育み、護り、発展させていこうとする大きな力が、「私」の中に脈々と流れています。」

「気功の「気」とは、そうした体の中にある自然の働き。いわば生命力の事です。必要なものを集め、不要なものを捨てる。生命はそうして常に外部と関わりながら自在に変化し、ちょうどよいバランスを保っています。」

「気功は、人の意思を超えた生命の力に直接、働きかけていく方法です。具体的な体と精神との間に、もう一つ「気」という意思を超えた自然の働きがある。それなら、無理に頑張ったり、過剰にコントロールしようとするより、ただ自然に近づく工夫をする方がスムーズに物事が回っていくでしょう。」

「自然の力をよみがえらせるためには」、余分な力を抜いて「ゆるむ」こと。まず、そこから始めていきます。」

「今、過剰緊張や過剰反応で体を壊したり、心を病んだりする方がたくさんいます。もし、心身の緊張を自由にほどいて「ゆるむ」ことができるようになれば、健康で生き生きとした人がもっと増えていくでしょう。」

「気功が目指しているのは、まさに、そこです。今までの体力振興や健康指導に欠けていた「自分の心身をゆるめる方法」が気功の中にあります。」

「気功の「功」とは習慣として力をつけるという意味です。シンプルな動作や呼吸、あるいはイメージの使い方を繰り返して練習して、「思わず元気になったしまう習慣」「思わず自分が持っている能力が十全に発揮されてしまう習慣」を培っていくのです」

「気功の目的は、体の自然を呼び覚ますことです。その効用は①体調がよくなる➁心が楽しくなる③生活が楽しくなる。」

「気功をしていくと、心身両面の健康状態がよくなり、生活の流れがスムーズになります。「気」という体の自然が、無意識にふと働く習慣ができた(=「功」)結果なのです。」

 私は、思いつくままに本を読み、少し、本の中に書いてあることを実践してきましたが、結局、呼吸法にしても身につかないまま、現在に至っています。
 もう一度、これらの本を再読、精読し、自分に合った方法を実践していきたいと思っています。