新型コロナウイルスの総理大臣記者会見
緊迫感が感じられない空虚な言葉の羅列
今、NHKで総理大臣の記者会見が行われている。(記者会見の時間は質疑時間も含め36分間のみ。申し訳程度の時間。なぜ多くの質疑時間を取らないのだろうか。国の感染防止の取り組みを説明するのに絶好の機会なのに)
総理から発せられた言葉で不安が解消されたのだろうか。解決策としての今後の立法措置や予備費活用、学校一斉休暇など、発せられた言葉の内容で国民の理解は得られるのだろうか。
自らが先頭に立って解決していくんだという決意も重みも責任感もあまり感じられない。先日、野党議員から総理の最近の動向の中で、夜に会食をしていることを指摘されると、会食は宴会ではないと言ったとか。そんな時間があるなら「各マスメディアに出演し、総理自身が対応策を示し、これらの対策を全力でやっていくので、国民の皆さん安心してください。」というべきではないか。それが総理の責務ではないか。そんな感覚や認識しか持てないとは、非常に残念である。
偉大とは人々に方向を与えること
ニーチェの言葉に「偉大とは人々に方向を与えることである」と。責任と自覚をもって、日本国のリーダーとしてあるべき役割を期待したい。