新型コロナウイルスとの闘い。長期戦を覚悟して自ら考え、出来ることをやっていく。
新型コロナウイルスの猛威は衰えることなく、26日までに感染者は50万人を超えた。米国の感染者は中国の感染者を超えて、世界最多となってしまった。日本でも感染者の増加の勢いは強く、千葉県では初めて死亡者が出現してしまった。
東京都を始め首都圏の自治体などは、感染爆発の重大局面にあるということで、週末の外出自粛要請が出ている。このような危機状況下にあるならば、当然ながら総理大臣始め、各大臣、自治体の首長などは、記者会見など多数が集まる場所では、マスクをつけ危機下にある行動を率先して国民に示していく必要があると思うが、その危機感を強く持った行動とは感じられない。
この新型コロナとの闘いは、長期戦になっていくと覚悟して、自ら出来ることは何かを考え、自らの防衛手立てをやっていくしかない。正しい情報はどこから発せられているのかも考えていく必要がある。デマなどに惑わされてはならない。
家庭で新型コロナウイルスが疑われる場合、家庭内で注意すべき8つのポイントー厚生労働省HPから
1．部屋を分けるー食事や寝る時も別室。本人は極力部屋から出ない。トイレ、バスルームなど共用スペースの利用は最小限にする。
2．感染者のお世話は出来るだけ限られた人－免疫の低下した人などは感染者のお世話は避ける。
3．マスクをつけるーマスクを外したら石鹸で手洗いまたは手指アルコール消毒。
4．こまめに手洗いー洗っていない手で目や鼻、口などを触らないようにする。
5．定期的に換気する。
6．手で触れる共用部分を消毒する
・共用部分（ドアの取っ手など）は薄めた市販の家庭用塩素系漂白剤で拭いた後、水拭きする。
・トイレや洗面所は、通常の家庭用洗剤ですすぎ、家庭用消毒剤でこまめに消毒する。
・洗浄前のものを共用しないー特にタオル
7．汚れたリネン、衣類を洗濯するー手袋とマスクをつけ、一般的な家庭用洗剤で洗濯し、完全に乾燥する。
8．ごみは密閉して捨てるー使用したティッシュは、すぐにビニール袋に入れ室外に出すときは密閉して捨てる。その後は直ちに石鹸で手洗い。
＊本人は外出を避ける。同居している人も熱を測るなど、健康観察をし不要不急の外出を避ける。特に発熱や咳などの症状があるときは、職場などに行かない。
新型コロナウイルスの集団発生防止に協力するー3つの密を避けて外出。
1．換気の悪い密閉空間。2．多数が集まる密集場所。3．間近で会話や発声をする密接場所。ー3つの条件がそろう場所がクラスター（集団）発生のリスクが高い！
次の症状❶．❷がある場合は、これらの症状を目安に「帰国者・接触者相談センター」に相談。君津健康福祉センター（君津保健所）電話0438・22・3745
❶風邪の症状や37.5度C以上の発熱が4日以上続いている。
❷強いだるさ（倦怠感）や息苦しさ（呼吸困難）がある。
＊高齢者や基礎疾患等のある場合は、上記の状態が2日程度続く場合。
・阪神の藤浪投手がPCR検査で陽性反応となった。数日間、嗅覚異常があり医療機関で判明したとのこと。倦怠感や発熱、咳の症状はなかったとのことである。どんな症状があればコロナウイルスに感染しているのかは、判断できないので、❶❷以外でも、体調異常と感じられたら、保健所やかかりつけ医などにも相談してみるとよいのではないだろうか。
