千恵の眼

自分の人生の中で勇気づけられた言葉や日々の思いなどを綴っていきたい。

昨日と変わらぬ朝と夜を迎えられることに感謝したい。

安倍首相自身に緊急事態宣言を発令したい!
 新型コロナウイルスの感染者急増を受け、東京都など7都府県を対象に緊急事態宣言が発令された。宣言の期間は5月6日まで。国民に外出自粛要請がされ、午後7時からは記者会見が行われた。
 TVなどに出演の医療関係者によれば感染者急増による医療提供体制のひっ迫など、現場では、医療崩壊がまじかに迫っていると非常に強い危機感が発せられている。
 また、外出自粛要請に伴う労働環境により経済的な困窮が様々な場面で現実に起きている。働かなければ家賃や住宅ローンの支払いができない、事業資金が不足し、明日の運転資金もままならないなどなど。生活していくうえでの困っている様々な声があるようだ。
 そんな国民生活の様々な声に対して、政府の経済対策とその対応はどうなんだろうか。大いに疑問がつく。まずスピード感が足りない。遅い。世帯主の収入が減った低所得世帯などに一世帯あたり30万円を5月にも給付するとのこと。自治体の窓口に自己申告する方法というが、自治体に勤務経験があるものとしては、国は何もわかっていないと感じる。窓口は大混乱を起こすのではないかと思う。3つの密の場所になりかねない。自治体に自己申告に行って感染者となってしまったなどと笑えない「笑い話」になりかねない。もっとスピーディーにできる現金給付の方法があると思うのだが。
 安倍総理は生活困窮になったことはないと思う。しかし多くの声が耳に届いているのならリーダーとしてその皮膚感覚を人三倍、働かせてもらいたい。なにをすべきなのか今。緊急事態宣言を発令をする意味とは何なのか。感染者の急増を抑えることなのか。経済を守ることなのか。どちらを優先すべきかは明らかであろう。まさに緊急事態、戦後最大の危機なのだから。感染者の急増を抑えるには、何をすべきか。国民に協力してもらうには何をすべきなのか。

有事の際のリーダーとして安倍首相は失格
 まさにこのように未曽有の有事の時のリーダーは何をすべきなのか。心して考えてもらいたい。昨日の記者会見もしかり。次の予定があるからと記者の質問は打ち切り。緊急事態の内容の質問を記者が国民目線で質問しているのだから。質問に対して自分の口で答えるべきだろう。時間の制約なく。記者会見後の予定を入れるなんてありえない。
 今、あの田中角栄が首相だったら、もっとスピード感をもって様々な施策をしているのではないだろうかと、ふと思う。有事のリーダーとして安倍首相は失格だと思う。未曽有の有事の対策は、この程度のものしか出来ないのか。不安に思う国民の心を変化させることは、これではだめだ!

昨日と変わらぬ朝と夜を迎えられることを感謝したい
机の上に、本や雑誌などに書かれていた印象深い文章を一つ紹介したい。

確かPHPだったと思うが「日常」と見出しが書かれている。

 毎日が同じことの繰り返し。単調な生活でつまらない。お互いときにそんな日常に不満を抱く。
 しかし、何か事が起こると、人は、それまでの平凡な毎日がいかに貴重なものであったかに気づかされる。人生で出会う様々な不慮の出来事は、当たり前がどれほど幸せなことかを知る機会であるともいえよう。
 大切なのは、事もなく過ぎていく日常の有難さを噛みしめること。そして、そのうえで、日々を新たな気持ちで送ること。
 たとえ、同じことの連続のように思えても、まったく同じ毎日というのはありえない。よく見れば周りの自然は時々刻々に移り変わっているし、人も今日は昨日よりも一日経験を重ね、物事に習熟することにもなる。
 心の持ち方次第、やり方次第で、繰り返される日常の中に新しい発見や進歩を楽しみを見出すことができるのである。
 昨日と変わらぬ朝と夜を迎えられることに感謝したい。変わらぬところに喜びを感じて、変わらぬ一日一日を大切に過ごしたい。

 

 コロナ騒ぎがあるが、日々新たな気持ちで、過ごせたらいいなと思う。