千恵の眼

自分の人生の中で勇気づけられた言葉や日々の思いなどを綴っていきたい。

自然の摂理を本分として、いきいきと生きていく。

心の持ち方や考え方のクセを現在も見直し中。

 食事療法の取り組みは、ある程度の効果はあったものと考えている。しかし、心の持ち方や考え方のクセをどのように変えていくのかが、難しい。

 病気になった大きな原因は、心の持ち方や考え方のクセにあるのではと、想像はしていたが、関係する本を読んで、確信した。

 心の持ち方や考え方のクセが改善されれば、病は改善されていくと多くの識者が指摘している。

心身一如という言葉がある通り、心は身体に大きな影響を与える。心と身体は不可分一体。

 心と身体の関係を考える「精神神経免疫学」や「認知行動療法」「サイモントン療法」などは、心身医学療法の柱となるのではないかと思う。

 自分の場合、一つの事実(状況や出来事など)に対して、なぜそのように考えるのか。認知するのか。その考え方や認知に結びつくのは、なぜなのか。過去にさかのぼって、仕事や家族、人間関係などを含めて確認してみた。

 そして、今まで、培ってきた自分流の考え方(解釈や判断)が精神的なストレスにつながり、それが蓄積され、身体に大きな影響を与えてきたのではないかと思っている。

 そこで現在は、必要以上の義務感「ネバならない、すべき」から自分を解放していく考え方を、生活パターンの中に取り入れている。うまくいかないことも多いが。

 「治りたかったら」の著者、山下剛先生の言葉。

 自ら「治さない医師」として活躍されていた山下先生は、次のように言っている。
 「私の治療法は心のもちかたと、食事の指導だけ。治療の根本は患者の自発的気づきから。そこへ導くのが医師に課せられた役割」という。

 山下先生の病院のナースセンターの壁には、先生自筆の次のような言葉が貼られていたそうである。自分が生活していくうえで、指針としている言葉である。

 私の起源を信じて、
 私の身と心をいつわらず

 なるべく精一杯に
 なるべく怒らぬこと
 なるべく将来のことを心配せずに
 なるべく成りゆきにまかせて
 なるべく呑気に
 なるべく陽気に
 なるべく楽しみ喜び
 なるべくにっこり笑うこと

 山下先生は次のようにも言っている。
 病になって治りたいと心から希望したら、今、病になっているのは、次に治っていくためのステップだと信じて、養生の生活を送ることです。

 養生とは、たとえ病になっても、今をいきいきと生ききることです。

 結果のみを期待してはいけません。結果とは自ずから生じてくるものです。
 もし、病を患って治りたかったら、もう治ったと決めて元気に生活を楽しむことに専念することです。

 その治ってしまったとする意識を支えるために、自然の摂理にあった養生をすることで、更に効果を高めるでしょう。
 

心と身体を考えるうえで、参考になった本

①治りたかったら 山下 剛 草風館
➁サイモントン療法 川畑 信子 同文館出版
③人生を変える「本当の感謝」山田 俊明 自由国民社
認知行動療法 玉井 仁 日本能率協会マネジメントセンター
⑤がんを消す心の自然治癒力 帯津良一 佐藤康行 アイジーエー出版
⑥ハーバード医科大学で学んだからだを正す意識の力 柳館富美 かんき出版
⑦心の曇りが晴れる本 原久子 評言社
⑧ヒーリング・ボデイ 上野圭一 サンマーク文庫
⑨幸せはガンがくれた 川竹文夫 創元社
⑩どんなガンでも、自分で治せる 川竹文夫 三五館