千恵の眼

自分の人生の中で勇気づけられた言葉や日々の思いなどを綴っていきたい。

コロナ禍の教訓。現在の政府は国民を守ろうとはしない。

 コロナウイルスの威力は、ますます強大化

 コロナ禍での開催に賛否両論あった東京オリンピックは、本日(8月8日)閉会式を迎えた。日本人選手のメダル獲得数は、過去、最高となるようだが、コロナ感染拡大の中では、素直に喜べない。何か心に引っかかるものがある。

 国内のコロナ感染者数は連日、過去最高を更新している。昨年の1月16日に国内で初の感染者が発表されてから本年8月6日には、累計感染者数が100万人を超えた。

 感染者の増加ペースを見ると、初の感染者数から50万人を超えるまでは、約1年3か月(4月9日)だったが、100万人を超えたのは、それからわずか約4か月。コロナウイルスの威力はますます強大化している。(世界の感染者数は、8月8日現在、2億人を超えている)

 オリンピックと感染拡大は直接の関係はないと政府は言うが、直接的にも間接的にも大きな影響があるのではないか。新たな変異ウイルス株の出現や感染拡大につながらないことを祈るだけだ。

国のトップリーダーは国民との信頼を築いてもらいたい。

 政府のコロナ対策は、現在も、迷走に迷走を重ねている。人流を抑制すると言いながら、GoToキャンペーンを推進(補正予算計上)したり、ワクチン接種を推進する中での、ワクチン不足や職域接種での混乱。療養方針(中等症は入院から自宅療養へ)の朝令暮改など、何故もこんなに迷走を重ねているのだろうか。

 経済を振興させることも必要。病床確保も当然、必要。しかし、実施タイミングが悪いし、不足する病床に対してどのように確保していくかの仕組み対策も充分なされていないように感じている。そして、国民に向けてのメッセージや説明が全く不足している。

 何故、この施策をやる必要があるのか。何故、この時期にやる必要があるのか。この施策を実施することにどんな意味があるのか。どんな効果があるのかなどを、国のトップが自らの言葉で、国民に分かるように語りかけなければならない。それが、決定的に不足している。

 政府と国民の信頼が醸成されなければ、どんなことをやっても効果が十分に発揮されないのではないか。

 国民に我慢ばかりをさせているように思えてならない。出口戦略が見えない。こんな状況になったら、このようにします。と大きな目標項目と達成しようとする期間を掲げることが必要ではないか。

 未来予測ができない中で、何が正解かは誰にもわからない。だからこそ、このような未曽有の有事の中でリーダーの責任と覚悟が必要ではないか。

 そして、目標や期間が達成されないと思ったときは、率直に国民にお詫びをすべきではないか。自らの言葉で真摯に。言葉だけの「責任を感じています。」だけではなく。

 誠実に国民に説明し、達成できなかったことに対しては、いつまでに、このようなことを行っていくということを。

 国のリーダーや政治家の役割とは何だろうか。(官僚は自分の仕事の誤りを認めないことが多い。自分たちの仕事は間違いがないと思っている。)


 コロナ禍の中で、国のリーダーとして今、何をすべきなのか。コロナから国民の命を守ることが最優先すべきこと、それにはどうしたら良いのかを考え実行していくのが第一義であろう。しかし、そのようにはどうも思えない。

 どうみても、次の総理大臣(第100代)になるにはどうしたらよいのかで頭が一杯なのではないだろうか。そんなように感じてしまう。どうしたら、総理大臣を続けられるだろうか。と。

 政治に必要なのは国民との信頼

「民信なくば立たず」の言葉がある。論語の中の言葉。

「弟子が孔子に問う。政治に必要なものは何かと。」

孔子が言う。政治に必要なものは、軍備、食糧、民衆の信頼である。その中で最も重要なものは民衆との信頼であると。民衆との信頼がなければ、政治は安定しない」と説いたという。

 今求められるのは、政府と国民の信頼関係ではないか。それが、決定的に足りない。政府がやっていることが信じられない国民が大多数であるような気がする。信頼される政治をしてもらいたい。



 
 



 
 




 
 

自然の摂理を本分として、いきいきと生きていく。

心の持ち方や考え方のクセを現在も見直し中。

 食事療法の取り組みは、ある程度の効果はあったものと考えている。しかし、心の持ち方や考え方のクセをどのように変えていくのかが、難しい。

 病気になった大きな原因は、心の持ち方や考え方のクセにあるのではと、想像はしていたが、関係する本を読んで、確信した。

 心の持ち方や考え方のクセが改善されれば、病は改善されていくと多くの識者が指摘している。

心身一如という言葉がある通り、心は身体に大きな影響を与える。心と身体は不可分一体。

 心と身体の関係を考える「精神神経免疫学」や「認知行動療法」「サイモントン療法」などは、心身医学療法の柱となるのではないかと思う。

 自分の場合、一つの事実(状況や出来事など)に対して、なぜそのように考えるのか。認知するのか。その考え方や認知に結びつくのは、なぜなのか。過去にさかのぼって、仕事や家族、人間関係などを含めて確認してみた。

 そして、今まで、培ってきた自分流の考え方(解釈や判断)が精神的なストレスにつながり、それが蓄積され、身体に大きな影響を与えてきたのではないかと思っている。

 そこで現在は、必要以上の義務感「ネバならない、すべき」から自分を解放していく考え方を、生活パターンの中に取り入れている。うまくいかないことも多いが。

 「治りたかったら」の著者、山下剛先生の言葉。

 自ら「治さない医師」として活躍されていた山下先生は、次のように言っている。
 「私の治療法は心のもちかたと、食事の指導だけ。治療の根本は患者の自発的気づきから。そこへ導くのが医師に課せられた役割」という。

 山下先生の病院のナースセンターの壁には、先生自筆の次のような言葉が貼られていたそうである。自分が生活していくうえで、指針としている言葉である。

 私の起源を信じて、
 私の身と心をいつわらず

 なるべく精一杯に
 なるべく怒らぬこと
 なるべく将来のことを心配せずに
 なるべく成りゆきにまかせて
 なるべく呑気に
 なるべく陽気に
 なるべく楽しみ喜び
 なるべくにっこり笑うこと

 山下先生は次のようにも言っている。
 病になって治りたいと心から希望したら、今、病になっているのは、次に治っていくためのステップだと信じて、養生の生活を送ることです。

 養生とは、たとえ病になっても、今をいきいきと生ききることです。

 結果のみを期待してはいけません。結果とは自ずから生じてくるものです。
 もし、病を患って治りたかったら、もう治ったと決めて元気に生活を楽しむことに専念することです。

 その治ってしまったとする意識を支えるために、自然の摂理にあった養生をすることで、更に効果を高めるでしょう。
 

心と身体を考えるうえで、参考になった本

①治りたかったら 山下 剛 草風館
➁サイモントン療法 川畑 信子 同文館出版
③人生を変える「本当の感謝」山田 俊明 自由国民社
認知行動療法 玉井 仁 日本能率協会マネジメントセンター
⑤がんを消す心の自然治癒力 帯津良一 佐藤康行 アイジーエー出版
⑥ハーバード医科大学で学んだからだを正す意識の力 柳館富美 かんき出版
⑦心の曇りが晴れる本 原久子 評言社
⑧ヒーリング・ボデイ 上野圭一 サンマーク文庫
⑨幸せはガンがくれた 川竹文夫 創元社
⑩どんなガンでも、自分で治せる 川竹文夫 三五館

 

 

 


  
 
  




 

 

 

 

心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。

食生活を見直すことからスタート

「医者に頼らなくてもがんは消える 内海聡(TokyoDD Clinic院長)」株式会社ユサブルの著書によれば、がん患者が奇跡的に回復した際の共通してたどる3つのステップは、次のとおりである。


ステップ1 なぜ、ガンになってしまったかを理解する。

ステップ2 「医者に治してもらおう」という依存心を捨てて、ガンを作ってしまった  心の原因を探る。

ステップ3 自分が心から納得した食事療法やその他の具体的な実践。


 自分の場合に当てはめてみると、結果的にステップ3から始めた。始めてしまったという言い方が正直なところ。病気を治すにはどんな方法が良いのか。本やネット情報などを調べ、そこからたどり着いたのが、自然療法やマクロビオテックなどの療法だった。

自然療法やマクロビオテックなどによる食生活に関する本

①クスリをいっさい使わないで病気を治す本 森下敬一お茶の水クリニック院長)

➁森下流 驚きの自然医食療法 ガンにも効く食べかた 森下敬一

③がんを自分で治した医師の「がん治し」本気塾 橋本豪(e-クリニック医師)

④プチ断食健康法 石原結實(イシハラクリニック院長)

⑤玄米菜食と健康料理 東城百合子(自然療法研究家)

⑥自然療法シンプル生活 東城百合子

⑦食べ物を変えると、からだも、運命も変わります。岡田恭子(マクロビオテック)

⑧岡田恭子のハッピーマクロビオテック教室

⑨がんで余命ゼロと言われた夫の命を伸ばす台所 神尾真木子

⑩なぜ「粗食」が体にいいのか 帯津良一(ガン専門医)幕内秀夫(管理栄養士)

 玄米菜食・自然療法研究家として有名な東城百合子さんは、「自然に沿って生きなさい」「私たちの命は自然から頂いたもの」「私たちは自分の力で生きているのではなく、生かされている。そのことが本当にわかると、生活が変わります。」と書かれています。
 「自然療法、食養生は心がさき。心は、その人の生き方、考え方によって養われます。つまり思想の健康によって養われ、生活に根付き、体につながってきます。」

「不自然を自然に戻すための自然食、自然療法なのであって、ただ病状を治すためのものではありません。ありがとう(感謝)のこころで生活すること、病気が治るのはその結果です。」

 東城百合子さんの著書以外にも、食生活を見直ししていく中で、上記に記載した本には、大きな影響を受けた。

現在、自分が行っている食生活の一部
 朝食は、ニンジンとリンゴの擦りおろし。梅しょう番茶。昼・夜食は玄米を3分ヅキにし雑穀米を加えたもの。または全粒粉のパンかライ麦パン、玄米餅を主食。そこに野菜、海藻類、漬物など。
 肉類、乳製品、砂糖は基本的に控える。後はびわ茶とヨモギブレンドした薬草茶。
 食生活を変えることで、6か月で体重は、15キロ程度減少した。それに伴い、血圧や血糖値が改善され、花粉症の薬も不要となった。体質は改善されつつある。

心の持ち方や考え方のクセを見直ししていく必要がある
 食生活の見直しは、大変といえば大変であるが、難しいのは「心の持ち方や考え方のクセ」これをどのように見直していくかではないかと思っている。
 病気になった大きな原因と考えられるから。上記のステップ1、ステップ2に向けた取り組みを次のブログでは書いていきたい。

マザーテレサの言葉に「思考は運命を変える」という言葉があるが、アメリカの哲学者・心理学者のウイリアム・ジェームズは次のように、言っている。

心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。

習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

病気は「治す」ものではなく「学ぶ」ものです。

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 タイトルの言葉は、私がガンになってから学んだ中で大きな影響を受けた自然療法家の東条百合子先生の言葉である。
 

5月28日の診察結果で、ガンの腫瘍マーカーは低下。
 昨年の6月24日の人間ドックで前立腺がんの疑いがあると指摘されたときのPSA値は、5.390(腫瘍マーカー→ガンの進行とともに増加する生体内の物質。基準値は4以下)が5月28日には0.037となった。

 昨年の10月からホルモン療法を行っていたが、自ら12月からのビカルタミド錠の服用を中止した。また、本年2月には皮下注射のゾラデックスも中断させてもらった。
 現在は、玄米菜食を中心とした自然療法などを行っている。

 ガンは安定している状態。3か月後に再度、血液検査をすることとなった。ガンが完治したということではないと思うので、当分の間は現在の生活習慣を続けていく。

ガン死亡者数は年間37万人。2人に一人がガンになる時代
 2018年の死亡原因の第一位はガン。1981年の死亡原因トップから30年間も続いている。コロナでの死亡者数は、昨日まで国内では1万3385人。コロナも大きな脅威であるが、ガンも非常に大きな脅威である。
 以前、読んだ本(「医者に頼らなくてもガンは消える。内海 聡先生」)によれば、100年前の日本では40人に一人がガンであったものが、現在は2人に一人がガンになる時代になっているとのこと。誰もが、ガンを日常生活の中で考えていかなければならない時代になってしまった。


ガンは究極の慢性病。慢性病に対する現代医療では、ガンの完治は困難。
 現代医学のガン治療は、大きく進歩しているが、ガンの死亡者を減少させることはできていない。なぜなのか?医師も増えている。医療技術も進歩している。新薬も開発されているのに。なぜなのか。

 私は、ガンは究極の慢性病であると考えている。結局、対症療法の現代医学は、慢性病であるガン治療に大きな成果を挙げていない。対症療法では、限界があるということなのではないだろうか。

 ガンに対する治療方法は標準医療として「手術療法」「放射線療法」「化学療法」の3つであり、これらの治療法が効果があるエビデンスとして示され、それ以外の療法は多くの病院では、根拠がないとして採用されない。

 ガンが発症する原因は何か。ガンは生活習慣病とされているが、病院ではその症状に対して治療する「対症療法」しか行われない。

 私の場合もそうだった。食生活がどうなっていたのかなどの生活習慣やストレスの原因は何だったのかなどの生活習慣全般を医師から、まったく聞かれることはなかった。

 そして、医師からは「てばてば、治療法を決めましょう。手術か。放射線かどちらかを選んで下さい」それだけだった。医師不信。現代医療不信。

 私は、放射線療法を選択した。ホルモン療法により、PSA値が一定以下になったら、放射線療法が始まると言われたので3か月程度は、時間が稼げると思った。その間、食事療法をしてガン体質からの脱却を図っていけば良いと考えた。

 慢性病を克服するには、ガンになった原因を考え、その原因を解決させていくしかないと思った。それは、今まで行ってきた生活習慣と反対のことをすれば良いのではと考えた。それがガン体質を転換する最良の方法ではないか。

 そのために何をどのようにしていくのかを考え、少しづつ実行してきた。どのような取り組みをしてきたのか。どのような本を読んだのかなど詳細については、今後、書いていきたい。

 著名人のガン治療
 最近、三遊亭円楽さんのガン治療の記事が載っていた。円楽さんの父親は58歳で肺がんで死亡。お兄さんは68歳ですい臓がんで死亡。自身は2018年に肺がん。2019年に脳とリンパ節への転移。現在も免疫療法薬を続けているとの事。
 円楽さんの場合は、現代医療を信頼して、治療を続けている。私から見ると、悪いところが出てきたら現代医療で治療するという選択で、いわば、「モグラたたき」のように見える。ガン体質を抜本的に変えていくという選択肢ではないと思う。

 一方、「医者に頼らず、がんと生きる」の著書もある落語家の柳家三壽さん(昨年、死去)は、62歳で前立腺がんの宣告を受けたが、標準治療を受けず、自分流の玄米菜食により、ガンの進行を防ぎ、11年間も高座に上がり続けていた。

 ガン宣告を受ける前は、暴飲暴食、たばこは一日30本も喫煙していたが、宣告後は「生き方を変えよう」と決意し、禁酒禁煙。そして、マクロビオテイック(穀物と野菜を基本とする食事法)を実践。マクロビオテイックの実践の仕方などは、専門家から指導を受けたようだ。それとともに、「がんと生きる5か条(玄米はよく噛む、身体を温めるなど)」を自らに課し、ガン体質の改善に成功したようだ。
 

 ガンになった時、現代医学の治療を受けるのか、自然療法などの他の療法を選択するのか人それぞれの考え方がある。どのように選択するのが良いのかは、わからない。
 自分は自然療法・マクロビオテイックなどの療法を選択した。この先、ガンがどのようになるかはわからない。でも、どのような結果になろうとも選択結果については、後悔しない。

  次回は、自分がこの療法など選択する際に、参考とした本などを紹介したい。

 
 









 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



病とともに生きる・自然治癒力を高める。私の取り組み方法。

現在、通院し、引き続きホルモン療法を行っている。

岐阜の船戸クリニックの船戸崇史先生は、病気を次のように言っています。

病気とは、「本来の生き方から外れているよという呼びかけに過ぎず、がんとはとりわけ病気の中でも、今のままでは残りの時間がないよ~という警告」だという考え方です。がんの言い分はただ一つ、「変わりなさい」だけだったのです。

できてしまった「がん」も身体には治る仕組みがあることがわかってきました。これこそが、自然治癒力です。この治る力を引き出せば、より治りやすくなります。

自然治癒力の3要素

①たもつ(身体の代謝や機能バランス、秩序を正常に保つ=恒常性維持力)
➁まもる(病原菌など異物の侵入、変質した自己細胞を退治して体を守る=自己免疫力)
③なおす(傷んだり古くなったりした細胞を修復したり新品に交換する=自己再生力)

この治る力を引き出せば、より治りやすくなります。

ノーベル賞を受賞した本庶先生は、がんを治す力の本体は自分自身の免疫系(=自分の身体の中)にあるとしました。

末期がん患者が奇跡的に回復した際の共通してたどる3つのステップ(内海聡先生)

ステップ1.なぜ、がんになってしまったかを理解する。
ステップ2.「医者に治してもらおう」という依存心を捨てて、がんを作ってしまった心の原因を探る。
ステップ3.自分が心から納得した食事療法やその他の具体的な実践。

がんのできる仕組み(船戸崇史先生)

1.がんのできる仕組み
①がんの好きな食生活(甘いものなど) ➁冷えのある生活 ③運動しない生活 ④笑顔のない生活 ⑤寝不足生活 ⑥嗜好品・感染症

・上記①から⑥までの悪しき生活習慣が、本来、身体に備わった自然治癒力の発動を邪魔する。この環境・生活習慣が、がんができる仕組みをあおり、がんを治す仕組みを抑制するため、ますますがん細胞が大きくなっていく。

自然治癒力の5か条(船戸崇史先生)

がんになるまでの生活習慣が「がん習慣」だったのです。そこで、以下の自然治癒力を上げるための5か条を実践習慣化し、悪しき生活習慣から離れれば、離れるほど、間違いなく「がん」から離れます。
古きを捨てて新しきを導入した生活習慣が大事なのです。

①良眠習慣(出来たら8時間)
➁良食習慣(土地の物、旬の物、腹7分目)
③加温習慣(週2回のHSP入浴)
④運動習慣(一日最低30分歩行)
⑤笑い習慣(にもかかわらず笑うこと)

船戸崇史先生は、この生活習慣の転換だけで、進行胃がん(ステージ4)が劇的に退縮した患者さんの事例を紹介しています。
生活習慣をできる範囲で変え、4か月後、腫瘍のほぼ9割が消失し、腹水も腫大した腹部リンパ腺も消失していたのです。
このように劇的に改善したケースは、船戸医師にとって初めての経験のようです。

私が実践している生活習慣の改善方法

がん関係の本やネット情報などを見て、自分なりに生活習慣を改善しようと考え、以下を実践している。船戸先生が提唱していることを基本として実践

1.心の持ち方(乱れ)を変える(自分の過去の生活や価値観、考え方の癖を見直し、あるがままの自分の心・枠にはまった自分からの解放などを実践。坐禅。呼吸法やイメージ療法。感謝の心を持つ。自分がやりたいことー釣りなど、好きなことを行う)

2.食生活の乱れを変える(白米や油物、肉類、乳製品、甘いものの摂取などを見直し、玄米に近い3分ヅキのコメと野菜中心の食事。有害と思われる食品添加物をなるべく摂取しない。体から毒素を排出する梅しょう番茶や黒焼き玄米茶の飲用、リンゴとニンジンジュース、良く噛み、食物の命を頂くときに感謝の心を持つとともにすべてが栄養素となりエネルギーとなると強く思うことなど)

3.運動習慣を変える(運動習慣がなかったので、一日30分以上のウオーキングの実践。足裏マッサージ、指もみマッサージ。筋力運動・スクワットやレインボー体操)

4.身体の冷えを変える(極力、加温生活をする。半身浴)

5.笑顔のある生活に変える(極力、笑う。笑うことがなければ、鏡の前で笑顔をつくる。癒しのある水音などのBGを聞くなど)

6.睡眠不足を変える(一日8時間以上の睡眠。摂れなければ、15分程度の休息睡眠。質の良い睡眠法を考える。)

7.信仰心を常に持つ(自分の家の宗派のご本尊様やご先祖様を身近にかんじられるように、お経を唱える。歩いているときなど、どんな時でも、南無大師遍照金剛、南無観世音菩薩、南無地蔵願王尊と)

 最後は、自分で病気を治すという覚悟と決めたことを実行していく意志が大事。
 凡事徹底して、病気を乗り越えていきたい。

・当分の間、ブログを休止します。(再開は、2021年の早い時期にと考えています。)















 

 

 

 

病とともに生きる・自然治癒力を高める

過日、病気の確定診断があった。初期のガン。

病名が判明・確定するまでの間、1か月以上あったので、その間、非常に不安であった。そして、様々なことを考えてきた。

一方、病状が最悪の結果になったとしても、何とかなるであろうという楽観的な気持ちも心の片隅にあった。そして、病気になっても病人にはなるまいと思った。

病名が判明・確定するまでの間と現在まで多くの本を読み、ネットでの関連情報を調べてみた。以下は、読んだ本。

・医者に頼らなくてもがんは消える 内海聡(TokyoDD Clinic院長)株式会社ユサブル
・医学不要論 内海聡 廣済堂新書
・僕は、死なない。刀根 健 SBクリエイティブ出版
・これを食べれば医者はいらない 若杉友子 祥伝社
・なぜ粗食が体にいいのか 帯津良一 幕内秀夫 三笠書房
・治療は大成功、でも患者さんは早死にした 岡田正彦 講談社+α新書
・体を温め免疫力を高めれば、病気は治る! 安保徹×石原結實 宝島社
・医者に殺されない47の心得 近藤誠 アスコム
・気功の学校 天野泰司 ちくま新書
・気の呼吸法 藤平光一 幻冬舎文庫
・病気が治る「気功入門」中健次郎 マキノ出版
・がん生と死の謎に挑む 立花隆 文春文庫
・死にゆく人の心に寄りそう 玉置妙憂 光文社新書
・一切なりゆき 樹木希林のことば 文春新書
・病気になってからの生き方 帯津良一 サンガ新書
・まさか「老病死に勝つ方法があったとは」アルボムッレ・スマナサーラ サンガ出版
・「癒す心・治る力」アンドルー・ワイル 角川文庫

自分なりに理解した「がん」

本を読みネットからの情報を見て、「がん」を自分なりに理解したことは、次の通り。

1.「がん」は現在の医学(西洋医学・対症療法)だけでは、根本的治癒は難しい。

2.状況に応じて、自分に合った自分なりの体質改善や養生を行う能動的な代替え療法(マクロビオティックサプリメントなどの食事・栄養療法、気功・ヨガ・呼吸法などの心身相関療法などがある。)を行う必要がある。

自分の心と体に本当に合うもので、心より信じられ、継続できるものを行っていくことが必要。それらを行うことにより、人間が持つ自然治癒力が高められ、多くの病気を改善していく力となる。
(人に言われたことでなく、自分で調査し、心より納得した方法で)

3.「がん」になる原因は、生活習慣(自分の生き方を含めた)や人間社会が作り出し、本来の自然界に、なかった物質でそれが人体に悪影響を及ぼす物質(農薬、化学物質、食品添加物など)などが大きな原因と言われる。

大きな原因となったことが何かを良く考え、調べ、そして見直しをし、大きな原因となったと考えられることを改善していく必要がある。

4.医師から「打つ手はない」といわれて回復した例は数多い。決して回復の望みを捨ててはいけない。打つ手がないというのは、単に科学的に有効と証明された治療法がないということ。数多くの代替え療法に視野を広げれば打つ手はいくらでもある(帯津良一先生)必ず治るという心の持ち方が重要。

「がん治療を目指して実行していた9項目」

ネット情報の中で、「ガンが自然に治る生き方」ケリーターナー(腫瘍内科学領域の研究者)プレジデント社があります。ここには、末期がんから自力で生還した人たちが実践している9つのことが書いてあります。

「抜本的に食事を変える。」
「治療法は自分で決める。」
「直感に従う。」
「ハーブとサプリメントの力を借りる」
「抑圧された感情を解き放つ。」
「より前向きに生きる。」
「周囲の人の支えを受け入れる。」
「自分の魂と深くつながる。」
「どうしても生きたい理由を持つ。」

ターナーは劇的な寛解について記した医学論文を1000本以上分析し、対象者100人以上にインタビューを続け、「がん治療を目指して実行していた9項目」は、ほぼ全員が実践していたとのこと。9項目に順位はなく、人によって重点の置き方は異なっていたようです。

人間の持つ生きる力を信じたい

人間の持つ生きる力・総合力は、不思議なもので、病気を改善する大きな力を持っていると思います。そして、何かを目的をもって目指す努力を続ければ、大いなる存在がその人に力を与え、守ってくれるものと信じています。

次回のブログでは、私が実践している方法を書いていきたいと思います。















 

 

 

般若心経に学ぶ人生。

鹿野山での座禅体験と写経

人が生きている限りは、避けることのできない、この世での人間の苦悩「生老病死

前回のブログでそんなことを書いた折、先日、「鹿園(ろくおん)」の秋号が自宅へ郵送されてきた。

この小冊子は、以前、私が鹿野山禅青少年研修所で日曜座禅をした時以来、定期的に自宅に送られてきている。
秋号の表紙のことばは「苦難も悲嘆も味わう心になれば、人生を豊かに過ごすことができる」川口鳳天さんのことばがあった。
鹿野山での日曜座禅では、座禅が終了すると「般若心経」の書写・写経があった。

最近、様々なことを真剣に考えることがあった。そんな時だから、改めて般若心経を読んでみようと思った。しかし、以前、読んだ「般若心経」の本は、何を書いてあるのかよくわからなかった記憶がある。

「子どもにおくる般若心経」新井満

そこで、「子どもにおくる般若心経」新井満 朝日新聞出版を読んでみた。

新井さんは、あとがきで「般若心経」とはなにかについて、次のように書いている。
*死*を通して*生*の意味をぎりぎりまで追求した*いのち*の哲学。それは、人類が到達した最高の知恵と言ってもよいでしょう。と。

この本では、仏陀が数百人の弟子に質問をするところから始まる。
「どうしたら幸せに生きられるか」「幸せに生きるための、悟りや知恵とは何か」などを。その答えを、仏陀の代わりに観音様が弟子たちに教える。

「般若心経」の根幹をなすのは、*空*の哲学。
万物は空である。その意味は万物は変化する。(五蘊皆空)

そして形あるものは、全て、変化した結果、亡びる。(色即是空
形あるものは全て、変化した結果うまれる、あるいは再生する。(空即是色)

世の中には、次々生まれてくるものがある。それらは変化し、さらに変化を重ねながら全てが亡んでしまう。一つの例外もなく亡ぶ。
しかし、亡び、無に帰るが無も、*空*。変化しこの世に存在する形あるものは、全てそこから生まれてくる。

変化し、亡び、変化し、再生する。万物は変化する。

「奇蹟」「感謝」「役割」3つの言葉の意味を考える

「私たちの命は、意味もなく生じてきたわけではない。この世に生まれてくるには、無数の因と縁が必要。私たちの父と母。私たちの身体の中には、多くの父と母がいる。その父と母にもまた、父と母がいる。」

「そのように20代前までさかのぼると、私たちにつながる父と母は、いったい何人になるのか。百万人を超える。無数の命が寄り集まって、私たちの命をなしている。」

「その中の、わずか一つの命が欠けたとしても、私たちの命は成り立たない。無数の命が寄り集まって産んでくれた奇蹟のような存在でもある。」

「だから、まずはその奇蹟に感謝しようではないか。そして、なぜ、この世に生まれてきたのか、その意味を考えようではないか。」

「それは役割を果たす為。あなたでなければ果たせない、あなただけの役割を果たす為に、この世に生まれてきた。それを忘れてはいけない。奇蹟のような命に感謝しながら、自分の役割を果たしなさい」と。

作者は助産婦であった母のことを書いている。母は、よく言っていたそうだ。

「どんな赤ちゃんにも役割があって、天才には天才なりの、凡人には凡人なりの障害のある人には障害のある人なりの、役割がきっとあってさ、きっとあったからこそ、この世にオギャーッといって生まれてきたんだわさ・・・」と。

観音様から私への助言

観音様は私に言ってくれているような気がする。次のように。
「これから何が生じるのか思い悩んだり、起こってしまったことを悔やんだりするのは、ばかばかしいことだとは思わないかい?。」

「そのようなこだわりは、捨てなさい。そして何が生じてこようとも、出来る限りの努力をした後は、全てを天にまかせ、あるがままを受け入れなさい。」